カネキン小椋製盆所

南木曽を楽しむ

南木曽町(なぎそまち)は、長野県の南西部に位置した山間の町です。
岐阜県中津川市と隣接した南木曽町は、総面積の93%が森林で占められており、豊富に伐採される木材を原料に、ろくろ細工をはじめとする木工業により栄えてきました。近年ではそれに加えて、中山道42番目の宿場である妻籠宿(つまごじゅく)や馬籠峠(まごめとうげ)などが木曽路の観光名所として多くの観光客を集めています。また町の中央には、鉢盛山を水源とする木曽川が悠々と流れ、渓谷や滝など数多くの美しい自然の景観が、訪れる人の目を楽しませています。

ここでは、春、夏、秋のそれぞれの季節で南木曽町を楽しみ尽くしていただくためのお奨め観光コースをご紹介します。
様々な表情を見せる自然の中で季節を感じていただくとともに、ろくろ細工を体験し、木地師の歴史を学ぶとともに、観光には絶対に欠かせない地元の食材を使った料理を味わうという、南木曽ならではの観光スポットを組み込んだ、1日をかけて楽しんでいただける観光コースとなっています。

- Spring highlights -

南木曽から飯田に向かって伸びる国道256号線は、街道沿いに約10,000本の花桃が植えられていることから「花桃街道(はなももかいどう)」と呼ばれています。標高差があるため、桜、つつじ、花桃と、4月から5月にかけて鮮やかな春の花を楽しむことができます。車で走ってみると、まるでピンクのトンネルの中をくぐっているような幸せな気持ちになれますよ。

続いてカネキンの工房で、ろくろを使った木製品の体験制作にチャレンジです! 作りたい作品は出来る限りお客様のご要望に沿って選べますのでご相談ください。世界でひとつ、自分だけの器作りをお楽しみください。

ヤマト小椋商店で木地師の歴史を学んでいただいた後は、「天白公園(てんぱくこうえん)」に群生するミツバツツジが4月中旬ごろから咲かせる見事なばかりのピンクの花を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

さらに南木曽の必見スポットのひとつと言えるのが、大正時代に水力発電所の資材運搬路として架けられ、国の重要文化財にもなっている木造の吊橋「桃介橋(ももすけばし)」です。天白公園に隣接していますので、是非ご自身の足で歩いて渡ってみてください。スリル満点です。

また、春の芽吹きの季節は、山菜料理を味わっていただくことを強くお奨めします。南木曽のおすすめスポットを歩き回った後のお昼ごはんや晩ごはんには、地元産の山菜や野菜をふんだんに使った郷土料理の「萬屋」がお奨めです。
萬屋では、昔ながらの伝統のレシピも取り入れながら、四季折々の地元食材を使用した多彩な料理の数々を、ろくろで作った漆器で食していただけるコースが用意されています。木の器の使い心地の良さも体感していただくことができます。
春から夏にかけては、山菜の天ぷらやお浸し、木地師の間で伝わってきたイタドリを使った料理、さらにはイワナやサーモンなどが楽しめますよ!

春の景色が美しい花桃街道

春の景色が美しい花桃街道

ろくろを使って木の素材を削り出していく体験

ろくろを使って木の素材を削り出していく体験

ツツジが咲き誇る天白公園

ツツジが咲き誇る天白公園

大正時代の木橋を復元した桃介橋

大正時代の木橋を復元した桃介橋

- Summer highlights -

夏は何と言っても川遊びです。夏に南木曽を訪れるなら、是非とも「柿其渓谷(かきぞれけいこく)」に足を運んでみてください。木曽川の支流である柿其川の流れをご覧いただければ、その美しい“翡翠色”の輝きを二度と忘れることはできなくなるでしょう。これほどキレイな川には滅多にお目にかかれません。マイナスイオンをたっぷり浴びれば、心もカラダもリラックスできること間違いなしです。

水辺で癒しを得たら、南木曽の伝統工芸であるろくろ細工の歴史を、ヤマト小椋商店の工房と店舗を兼ねた “工房やまと” にてお聞きになるルートがお奨めです。

木地師のお話の後は、萬屋にて南木曽の夏を代表する料理を味わってください。特に天然アユは絶品です。南木曽に来たら外せませんよ!
昼食後は、しばし「富貴畑高原(ふうきばたこうげん)」で今度は森林浴を楽しんでください。美しく広がる青空をバックに、木々の間を抜けてくる爽快な空気を思いっきり吸い込んでみると、水辺とはまた違った癒しの時間を過ごしていただくことが出来ます。
さらに、カネキンでろくろを使った木工品の制作を体験していただいたら、飯田市へと抜ける街道沿いにある大平峠(おおだいらとうげ)のお休み処「木曽見茶屋」で、雄大に広がる中央アルプスの大パノラマを存分に楽しんでください。総面積の93%が森林である南木曽のダイナミックな景観は旅の最後を締めるのに最適です。
とにかくこの時期は、自然の風が本当に気持ち良いです。ドライブする時も、車のエアコンはオフに!! ぜひ窓を開けて走ってみてください。

数ある木曽路の渓谷の中でも特に美しいと言われる柿其渓谷

数ある木曽路の渓谷の中でも特に美しいと言われる柿其渓谷

工房やまとの店内にも様々なろくろ製品が展示されている

工房やまとの店内にも様々なろくろ製品が展示されている

吹き抜ける風が最高に気持ち良い富貴畑高原

吹き抜ける風が最高に気持ち良い富貴畑高原

- Autumn highlights -

澄み渡る、秋の高い空をより雄大な景観の中で楽しむために、「南木曽岳(なぎそだけ)」へ登ってみませんか? 見晴らしの良い頂上に到着したら、南木曽の大自然を満喫ししつつ、持参されたコーヒーなどをロクロのカップに注ぎ、漆塗りの敷板(ランチマット)に乗せたおにぎりや寿司などで昼食はいかがでしょう? 萬屋では、行楽をより楽しんでいただくためのテイクアウト・メニューとして、萬屋、ヤマト、カネキンの三社合同企画として「南木曽岳 器セット」を提供しています。手軽に食べられるごはん(季節によって変わります)に、南木曽の木地師の手による器をセットにした商品で、食べ終わった後もご自宅で手触りの良い木の器を長くご利用いただけます。セットは1年を通してご提供していますが、事前のご予約と登る前にピックアップするのを忘れずに!

妻籠宿に近い南木曽岳は、標高1,679 mと中央アルプスの中では低い部類の山ですが、山頂から御嶽山をはじめとする山々を一望することができます。この時期の山の色は日々刻々と変わっていきます。モミジ、イチョウ、ケヤキ、ナラ、紅葉など、移りゆく山の色付きと、空の青さの対比を楽しめます。
山を降りたらヤマト小椋商店に向かい、南木曽の伝統産業を支えてきたろくろの歴史を木地師の小椋正幸氏から学びましょう。
それが終わる頃には、お腹もぺこぺこになっているはず。ここでお待ち兼ねの萬屋での昼食です。秋は、マツタケをはじめとするキノコ料理やお蕎麦などがお奨めです!!地元で採れた食材を心ゆくまで堪能してください。

お腹が一杯になったら、「ヤギ牧場 “マウカラニ ゴートファーム”」で自由に放牧されたヤギと自然を眺めながら、新鮮なミルクから手作りされた山羊チーズを味わいましょう。
その後、カネキンでろくろ体験を楽しんだら、最後の締めは、日本の滝百選にも認定された壮大で神秘的な「田立の滝(ただちのたき)」です。田立の滝は、複数の瀑布の総称なのですが、森林浴をしながら滝を巡っていると、いつのまにか心の底からホッとした気持ちが湧き上がってくるから不思議です。
ゆったりとした気分を胸に、帰路につかれてください。

周辺の山々を一望できる南木曽岳

周辺の山々を一望できる南木曽岳

“南木曽岳 器セット”

“南木曽岳 器セット” 9,900円(税込)、
写真はいなり寿司と朴葉寿司

一連の瀑布からマイナスイオンが溢れる日本の滝百選 田立の滝

一連の瀑布からマイナスイオンが溢れる日本の滝百選 田立の滝

田立の滝

田立の滝 豪快な水しぶき

紹介したお店

ヤマト小椋商店(工房やまと)

ヤマト小椋商店(工房やまと)

南木曽の伝統工芸の歴史を伝える木地師。店内ではろくろ製品を販売しています。
https://yama.to

キッチン&カフェ萬屋(まんや)

キッチン&カフェ萬屋(まんや)

築110年以上の古民家を改装。地元の食材を使った郷土料理を楽しめます。
https://kaiten-portal.jp/media/column/
success/kitchenandcafemanya/

今なら、萬屋、ヤマト、カネキンの三社合同で企画した贅沢なセット「木地師御前」をオーダーできます。地元で採れた季節の野菜や魚を用いた料理を、南木曽の木地師が制作した木の器で提供するスペシャルメニューです。ゆったりとした食事の時間をお楽しみください。

キッチン&カフェ萬屋(まんや) キッチン&カフェ萬屋(まんや)

木地師御前は、料理のみ5,500円(税込)、
器セット<料理および器2~3品>22,000円(税込)

カネキン小椋製盆所

カネキン小椋製盆所

ろくろ体験には必ず事前のご予約が必要です。詳しくはこちら。

観光マップ

南木曽全体
木地師の里エリア周辺
木地師の里エリア周辺